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オリジナルジュエリー製造、販売のPosy&Posy(ポージーポージー、福井市江端町一丁目、木村佳美代表)は、おおい町内にある若狭パールの養殖会社と連携し、これまで活用されなかった極小パールを使ったシルバージュエリーの指輪二種類を開発、販売を始めた。
真珠は通常、アコヤガイに人工核を入れ養殖されるが、極小のケシパールは貝の中に入った砂などを核にしてできたもの。比較的大きく形のそろった粒は高級ジュエリーとして加工されるが、糸を通す穴が開けられない三〜八ミリの小粒は、希少価値があるものの、これまで利用方法がなかった。
間宮真珠養殖場（おおい町犬見）から「偶然が生み出した天然の美しい若狭パールを使って、何か宝飾品を作りないか」と相談があり製作に当たった。
完成した指輪は、若狭の海をイメージしてデザイン。樹脂を使うことで、穴を開けずにパールを固定、高級感を損なわない程度にカジュアル感を加え、低価格を実現したという。二種類とも樹脂の色に青、紫、黄緑の三色がある。
木村代表は「パールはフォーマルなイメージが強いが、若い女性にも気軽に身に付けてもらえたら」と話し、今後、同パールを使ったジュエリーを「海しずく」シリーズとして展開するとしている。価格は二万八千百五十円。ホームページ（http://www.posyposy.com/）で販売している。
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